<秘密研究所>

NCFメンバーのプチコン研究記です。たまにプチコン以外の話題もあります。


パソコンからプチコン3号へのデータ転送

2014/11/23


本日TwitterアカウントとYoutubeアカウントを取得しました。

アカウントは@nakanoshimacf
Youtubeにアップした動画や、今後プチコン3号のゲームが完成したときとかにツイートしていこうと思います。

さて今日さっそくTwitterのほうに、パソコンからプチコン3号へのデータ転送が成功したことを書き込んでみました。



動画がこちら




いま見ると1分間無言なのがすこし不気味な動画ですね・・・
ともあれ動画の通り、問題なく文字列転送ができました。

ネット上では音声通信ではサッポロシティスタンダードという理論を使うのが最良となっていたため、私もそれを作ってみようと思ったのですが、Wikipediaを読んでもちっとも理解できませんでした。

そのため私は理論を自分で考える必要に迫られ、自分で理解できる範囲で考えた通信方式で実装してみました。


まずは全体像。

1.パソコン:文字をAsciiコードに変換する
2.パソコン:Asciiコードを2進数に変換する
3.パソコン:2進数を音声データに変換して再生する
4.パソコン:イヤホンでその音声を出力
5.3DS:マイクの位置にイヤホンをあてがって音声を録音
6.3DS:音声を2進数に変換
7.3DS:2進数を数値に変換しAsciiコードと認識、文字を起こす


問題は
3.パソコン:2進数を音声データに変換して再生する
6.3DS:音声を2進数に変換
でした。

4.パソコン:イヤホンでその音声を出力
5.3DS:マイクの位置にイヤホンをあてがって音声を録音
この2つは、本当は3DSのイヤホンジャックについてるマイクINを使えばもっと安定しそうでしたが、どうも3DSのマイクINは認識したりしなかったりという安定面での問題があるみたいなので選択肢から外しました。


さて一番の課題は「どういう音にするか」です。

出した結論はこちら






短いのを0、長いのを1としました。
超単純ですが、なかなか正確です。

転送速度もそこそこで、10秒でだいたい400文字送れます。
あと人に見せた時にかなり驚いてくれます。



難点は、イヤホンをあてがうのにかなりの技術がいる点です・・・

イヤホンをマイクに接地させるとうまくいかず、逆に遠いと音量不足で拾ってくれません。
絶妙な距離感で10秒間、イヤホンの位置を安定させておく必要があります。


Twitterのほうでサッポロで作ってる方がいらっしゃるみたいなので、それに期待しております。


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