<秘密研究所>

NCFメンバーのプチコン研究記です。たまにプチコン以外の話題もあります。


SBEditorをツイート

2015/03/31


本日Windows向けプチコン3号統合開発環境ことSBEditorについてツイートしてみました。

10人くらいの方にリツイートしてもらったのでなかなかの反響だと思います。

今日はせっかくなので、売りの部分をいくつか紹介したいと思います。



SBEditorはプチコン3号にソースを転送するプログラムとして開発しました。



Windows側はドットネットの影響を激しく受けたUIとなっており、ソースを機能ごとに分けたり、ビルドで統合できたりします。




画像転送も可能(1度に送る画像は16色までに限定してます)



たぶんソース転送や画像転送は実現しているプチコンプレイヤーは多いと思います。
以下ではおそらくまだここまではだれもやってないだろうという機能を自慢させてもらいます。



■長いソースは寝てる間に転送

プチコンの仕様上、一度に転送できる音声データは30秒程度に限られています。
そのためどれだけ転送効率をあげたとしても、30秒に収まらなくなったデータは分割して転送する必要がでてきます。

SBEditorではこの点を解消しており、転送に1時間かかるような大プログラムでも、寝てる間に転送してしまうことが可能です。


■エディタの充実

ツイッターでは伝えきれなかったんですが、このソースエディタは結構多機能にしてあります。
たとえば変数定義するとソースの色が変わったり、入力候補をリスト形式で表示し選択できるようにしたり、標準関数のヘルプ表示にも対応してたりします。


■画像データをテキスト圧縮・解凍

画像転送の追加機能として、画像として転送するのではなく、解凍可能なテキスト情報として転送することができます。
プチコン側でこのテキストをしかるべき関数で読み込むと、グラフィックデータとして解凍が可能です。

一般的な画像ファイルのサイズに比べ、約10分の1という圧縮率を実現しています。
解凍の速度は256x256で約3秒(新3DSだと1秒)で、十分実用可能なレベルと思われます。


■パソコンとPCの接続をサポート

3DSのマイク端子から音を取り込もうとした人ならわかってもらえると思うのですが、この端子、なかなかマイクを認識してくれません。
NCFでは多少面倒ではあるものの、確実に認識させる方法を確立しました。
その接続操作の手順で必要な機能もこのSBEditorに組み込んであります。




とかなんかいろいろ書いてみましたが、いまのところ自慢で終わっているのはべつにそういう趣味なのではなく、下手に公開すると揉めそうなところを懸念しているからです。
大きく2つ理由があります。

一つは、スマイルブーム的に公開可能なアプリなのか、というところです。

この開発環境はプチコンソフトだけで完結しておらず、かならずWindowsのエディタが必要なソフトになります。
こういうソフトの公開が許されるのか、というのが不明点です。
いまのところSBKeyの発行は即時で、ダメなソフトだった場合はあとから公開禁止になる、という流れなので、SBKey取得までは簡単です。
ただ少しでも揉めごとの種は減らして公開したいので、ここは確証がほしいところです。


もう一つ、実はこっちが9割くらいなんですが、公開後のサポート体制を整えられない点です。

このソフトはドットネットと同じく、ある程度開発環境に対する知識が必要です。

自分用に作ったこのアプリはお世辞にもわかりやすいとはいえず、かならずマニュアルが必要なソフトだと思っております。
適当に公開したはいいものの、DLした人から送信できない、使い方がわからない、といった苦情が来るのは避けなければなりません。
しかしながら、マニュアルを作る力もサポートに答える時間も今のところ確保できません。



そういうわけで今のところ趣味の悪い自慢だけにとどめておきます。
ちょっと名を挙げてみたい欲求をぐっとこらえ、この2点なんとか乗り越える案を探っております。


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